2013-06-29 07:00 am by 須坂新聞
森上小学校3年生(智組、仁組=53人)は21日、笠鉾会館ドリームホールの学芸員・八百屋国臣さん(27)を講師に招き、蔵の町並みと須坂祇園祭について学んだ。
社会科の地域学習の一環。市内に点在する蔵づくりの「山丸一番館」「田尻製糸(まゆぐら)」「山一製糸牧家(須坂クラシック美術館)」などの写真を一枚一枚見ながら「3階建てになっている」「窓がたくさんある」と、建物の特徴について意見を出し合った。また、八百屋さんから土蔵の土台になっている積み石の「ぼたもち石」や、土蔵の壁にある「乳鍵(ちちかぎ)」の説明と、祇園祭の祭神「牛頭天王」の説話を聞き、熱心にメモをとっていた。
春木町が実際に使用していた帽額(もこう=笠鉾の笠の下に垂らす赤い布)に触らせてもらうと、「金色の鯉の刺しゅうが豪華ですごい」「刺しゅうの部分がツルツルしてる」と感激の声をあげていた。寺沢知代先生は「授業で須坂の町を巡っているが、今日のお話で製糸の町、蔵の町の関係がつながったのでは」と話していた。
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