2016-07-02 07:00 am by 須坂新聞
須坂市が沼目町の十字交差点で改良工事を進めてきたラウンドアバウト(環状交差点)が完成し、29日、関係者や地域住民らが出席して開通式が行われた。市内では野辺町に続いて2カ所目、県内では6カ所目。
ラウンドアバウトの直径(外経)は27m。環道の幅員5m。中央島の直径11m。ほかに、歩道、横断歩道、標識、街灯などを設けた。時計回り通行。十字路への導入は県内初という。
開通式で三木市長は「平成16年に交通死亡事故が起きるなど危険な交差点で、念願だったラウンドアバウトができた。中央島の芝生は地元の皆さんに管理していただく。正しい利用で交通安全の向上につなげてほしい」とあいさつ、沼目町の滝沢誠区長は「沼目の新しい名物としてPRしたい」と話した。
市によると、同交差点は周りが田畑でスピードが出しやすくたびたび車同士の事故が発生していた。ラウンドアバウトは経済・環境・景観面などで優れているという。設計はセントラルコンサルタント、施工はマツナガ建設、地形測量は地域総合計画、用地測量は黒田整地開発。
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