2017-03-04 07:00 am by 須坂新聞
須坂市生活環境課と福祉課、市職員互助会は27日、市役所で職員を対象に、家庭で余っている保存食品などの寄付を募る「フードドライブ」を行った。36人から316点、計97kgが寄せられた。NPO法人フードバンク信州(長野市)を通じて生活困窮者などに届けられる。
本庁舎の会議室に収集所を設けて、業務前後や昼休みに受け付けた。次々と職員が訪れて、缶詰やカップ麺、レトルト食品、乾麺、菓子、調味料などが持ち込まれた。
スナック菓子などを提供した荒井まさみさんは「子どもが食べないので余っていた。もったいないと思っていたので、少しでも役に立てば。食品の賞味期限を確認する機会にもなった」と話していた。
フードドライブは、賞味期限前の保存食品などを集め、生活困窮者などに無償提供して支援すると共に、食品ロスの削減につなげる「フードバンク」活動の一環。全国的に行われている。
市内では昨年10月の福祉イベントで、市が主催してフードドライブを行った。長野市などでは定期的に開かれている。
市福祉課では「フードバンクやフードドライブを市民に知ってもらい、民間に広がるきっかけにもなれば」と話した。
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