2017-10-07 07:00 am by 須坂新聞
須坂市穀町の家を出て9月26日から行方不明となり、捜索中の女性(89)が7日後の10月3日朝、市内東横町の空き家の敷地で見つかった。倒れている女性に気付いたのは、小型犬シーズーと、リードを持つ北島袈裟則さん(73、須坂市上中町)と分かった。「散歩の途中だった。普段は道路を通り過ぎるだけで、道路から奥へは行かないが、私を引っ張っていった」(北島さん)。
倒れている女性に気付いた北島さんは「おばあちゃん、おばあちゃん」と声をかけ、応答がなかったため午前6時19分、119番通報をした。
「(日課の早朝散歩は)きょうはどちらへ行きますかと尋ね、犬の後ろをついて歩くスタイルが基本。雨天を除き、北へ(八木沢川沿い)、南へ(臥竜公園)、西へ(須坂駅西口)自由気ままに行っている。倒れている女性はその家の人だと思った。後で聞いて捜索中の人だと知った。犬を褒めてあげたい」
お手柄犬の名は「りん」。雄、4歳半。人間の年齢では40歳ぐらいで働き盛りという。
須坂市消防本部によると、捜索依頼があった27日から29日まで地元第1分団をはじめ隣接2・3・4分団へ団員、エリアを広げ捜索した。30〜1日は全11分団が各分団管轄区域を、たき火の注意喚起も兼ねて巡視した。
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