2019-06-08 07:00 am by 須坂新聞
須坂市観光協会が受け入れを推進している体験型修学旅行の一環として、千葉県我孫子市立我孫子中学校2年生(279人)がこのほど、須坂市を訪れ、農家8軒でリンゴの摘果体験を行った。
同校は菅平高原に2泊3日で宿泊。摘果のほか、登山、ものづくり、飯ごう炊さんなど日頃の生活ではできない体験尽くしの時間を信州で過ごした。
摘果作業は8クラスごとに分かれて実施。このうち、荒井武夫さん(本郷町)の畑には1組の36人が訪れ、荒井さんから「摘果は大玉でおいしいリンゴを収穫するために行います。真ん中の大きいもの一つだけを残して、後は摘み取って」などと説明を受けた後、まだ小さくて緑色の実をじっくり見ながら作業に励んだ。
初の体験に木村一翔さんと早川真央さんは「赤いリンゴしか見たことがなかったので、形や色とかが全然違っていて驚いた。作業は一つを選ぶのが難しかったけど、だんだん慣れてきた。農家の人の大変さがわかった」などと話していた。
同協会によれば、今年は今までに同校のほか、千葉県八千代市東高津中、台湾・弘文高級中学を受け入れ、東高津中は組子細工や繭ストラップ作り、弘文高級中学は須坂高校生と交流した。今月は千葉市犢橋(こてはし)中が郷土食(おやき・笹寿司・味噌)づくりを体験する予定で、7月にも東京の1校が来訪する予定という。
同協会の町井昭彦さんは「体験型修学旅行は学校側の要望に沿ってオール須坂で受け入れている。我孫子中は5年前にも同様の体験をしていただき、その秋にリンゴを贈って喜ばれた。今年も収穫したリンゴ2個ずつを贈ることになっている。これからも信州須坂を知ってもらい、味わってもらい、いつの日か再び訪れてもらえるように、おもてなしの心で多くの学校を受け入れていきたい」と話してい
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