2019-04-27 07:00 am by 須坂新聞
「大雨の時は川の水位情報を確認してください」。県は県が管理する74河川に154基の危機管理型水位計を設置し、4月から運用を開始した。太陽光パネルから電力を供給して発信する。水位計測は電波、音波のはね返りを利用する。バッテリー搭載で9日間の無日照に対応する。1カ所100万円以下という。
危機管理型水位計運用システムは、全国の自治体等が設置した危機管理型水位計から携帯電話回線で送られる水位情報をパソコンやスマホの画面に提供するサービス。従来の水位計(通常水位計)と異なり、常時観測ではなく、河川水位が上昇し、洪水時に観測・情報提供する低価格・低運用コストが特長。河川情報センターが運営する。
昨年9月から同一地図上に「川の防災情報」で提供している通常水位計も確認できるようになった。
危機管理型水位計の須高設置は、2月末から3月初めにかけて7カ所に。鮎川は1.市道落合橋(下流側)2.市道九反田橋(上流側)。百々川は3.市道百々川新橋(下流側)。八木沢川は4.市道小島東橋(下流側)5.市道本郷橋3号(上流側)。松川は6.小布施町道下松川橋(下流側)7.国道403松川橋(下流側)―に。
公開ページ「川の水位情報」https://k.river.go.jp/
危機管理型水位計アイコンから入ると、詳細画面(水位グラフ、河川横断図、観測値一覧)が表示される。平常水位は青などで表示され、適切な避難判断や被害軽減に役立てる。
「設置場所は市町村と相談して決めた。5年間メンテナンスフリーの仕様だが維持管理して長持ちさせたい。要望により増設を検討する」(建設事務所)。
2019-04-27 07:00 am by 須坂新聞 - 0 コメント
Tweet© 須坂市公認ポータルサイト・いけいけすざか. ALL Rights Reserved. Privacy Policy