2019-10-19 07:00 am by 須坂新聞
激しい風雨を伴う台風19号が12日、県内に最接近。須高地区でもリンゴなど農産物が大きな被害を受けた。これから収穫期を迎えるフジ、シナノゴールド、シナノスイーツなどの畑が冠水した被害を受けた。県農政部によると、須坂市約3,077万円、小布施町約8,411万円、高山村約170万円で計約1億1,658万円余となった。ただ河川敷などでの果樹の倒木被害の全容がつかめておらず、被害はさらに拡大する可能性がある。
小布施町では千曲川河川敷や周辺の押羽、北岡、山王島、飯田、大島地区を中心に被害。河川敷でリンゴを栽培する林地区の男性(88)は「ことしは出来が良かったんだけどね…」とこぼした。
須坂市は千曲川河川敷の福島から相之島、小島地区を中心に被害が広がった。
JAながの須高フルーツセンターも床上に30cmほど浸水し、農家から持ち込まれたリンゴやナシなど約10トンが泥水につかり出荷できなくなった。選果プラントが稼働できなくなり、再開に2週間ほどかかるという。現在小布施第1フルーツセンター(大島)にリンゴが持ち込まれている。
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