【台風19号豪雨災害】須坂市〜市民の2割に避難指示、避難勧告・準備あわせ半数近くに

2019-10-19 07:00 am by 須坂新聞

お知らせ icon 台風19号豪雨から身を守るための行動や判断は、須高住民一人一人に求められた。このうち、須坂市では、人口・世帯(約5万人、約2万世帯)の2割ほどが洪水(千曲川)から命を守るために発令される避難指示の対象となった。洪水(八木沢川)による避難勧告、洪水(百々川)による避難準備、土砂災害による避難勧告を合わせると、半数近くの市民が対応を迫られた。
 仁礼町(仙仁・宇原・浅間塚・瀬之脇・西原・福沢・関谷)に水道水を供給する仙仁浄水場は、停電の影響で消毒設備が停止(17日現在)。市水道局は水道水を沸かして使うよう呼び掛けている。
 千曲川流域下水道下流処理区終末処理場(クリーンピア千曲、長野市)は浸水により運転ができない状況が続いている。市は管内滞留汚水の吸引を委託契約を結ぶ環境クリエイションに依頼。14日は貯留可能施設(須高衛生センター)に搬入した。一方、県が手配し公益財団法人日本下水道管理業組合(市が災害支援協定を結ぶ)の大型吸引車が16日に5台、17日に7台が入り、管内汚水を上流処理区終末処理場(アクアパル、長野市)に搬入した。市は本格復旧稼働まで引き続き節水を呼び掛けている。
 仮設トイレは小島、相之島、沼目、福島の各公会堂に2基、日野地域公民館4基、八重森、村山の両公会堂に各2基、北相之島町と県住に4基、相之島、旧相之島の両保育園に各2基、豊洲保育園1基、日野、千曲の両保育園に各2基を設置。
 須高の停電は、2,300戸ほどが影響を受けた。17日現在、10戸ほどに。表の他に車中泊が初日約150人。

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