2019-11-02 07:00 am by 須坂新聞
JAながのは10月24日、台風19号による農産物災害対策に関する陳情書を須坂市の三木正夫市長に提出した。
陳情は、堤外地(福島町から相之島町の河川敷)を中心に冠水に見舞われ、農産物に大きな被害が発生したことを受けて実施した。
JAながのから、牧良一須高地区担当副組合長ら4人が訪れた。「被災された農家は精神的にも大きな衝撃を受け、今後の農業経営継続に不安を抱いている。できるかぎりの支援をお願いしたい」と7項目を陳情した。
1.JAが被災農家に気象災害対策融資を行った際の利子補給を 2.農業共済の損害評価の早期確認、農業共済金の早期支払の要望を 3.被災を受けた圃場の改植などのために購入した苗木の助成を 4.被害拡大防止のために購入した薬剤の助成を 5.堤外地の畑地に堆積した漂流物の置き場確保を 6.堤外地の道路に堆積している土砂の早期復旧を 7.共同利用・共同施設の機能回復のための支援を―。
それを受けて、三木市長は「全ての項目を前向きに検討、農家を支援するために、できるかぎり応えていきたい。共同施設の機能回復についても国の制度を活用していきたい」と応じた。
なお、JAながのは同日、小布施町を訪れ、同様の陳情書を市村良三町長に提出。市村町長は「できる限りの支援を考えていきたい」と話した。
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