【長野ガロンズ(バレーV2男子)】4季目に挑む〜ホーム戦は6試合を予定

2019-11-02 07:00 am by 須坂新聞

スポーツ icon バレーボールVリーグ2部(V2)男子の2019〜20年シーズンが2日に開幕する。須坂市を拠点にV2の2季目(Vリーグ参戦4季目)に挑む「長野GaRons(ガロンズ)」は、リーグ戦を8位(通算4勝20敗・勝ち点11)で終えた昨季からの巻き返しを期している。
 今季のV2は昨季の9チームに北海道、三重、兵庫を新たに加えた12チームが参戦。土日を中心に来年3月上旬まで、2回戦総当たり方式のリーグ戦で順位を争う=表。
 チームは昨季まで所属していた選手が起こした不祥事の影響などで、今季はメンバーの多くが入れ替わった。選手14人のうち大学在学中の内定者6人を含む7人が新加入。平均年齢は昨季の28歳から22歳に若返った。
 V2初参戦の昨季は勝ち点差で最下位こそ免れたものの、全チームに負け越したことから、チームGMで監督の篠崎博三(49、須坂市南小河原町出身、長野市)は「いい選手が入ったので、若いチームらしく、元気よく躍動感のある試合をしたい」と離す。
 今季から主将を務めるセッターの坂口舜選手(24、岐阜県出身、須坂市塩川町)は「若いので勢いに乗ればムードもよくなるが、負けた時の落ち込みも激しい」と課題を口にしながらも、練習でレシーブの強化やサーブの精度を高めてきたといい「サーブから連続得点が狙えるチームになっている」と手応え。「チームの目標は『成長』。試合を追うごとに成長していきたい」と意気込んでいる。
 市民体育館でのホーム戦は昨季と同じ6日間で、11月30日と12月1日、来年の1月18、19日、2月29日と3月1日を予定している。
 篠崎監督は「ホームゲームはどんなチームが相手だろうと勝ちたい。新しいバレースタイルや雰囲気を出し、地域の方に頑張っている姿勢を見せたい」。坂口主将は「ホームは全勝を目指している。プレーで信頼を取り戻したい。応援の力はかなり大きいので大勢の皆さんに見に来てほしい」と話している。
 長野ガロンズは2、3日の開幕2連戦で警視庁フォートファイターズ(東京)、ヴォレアス北海道と対戦する。

 今季のVリーグ男子は新リーグに移行した昨季と同じ3部制で、V1は昨季と同じ10チーム、V2は3増の12チーム、V3は2減の4チームが、それぞれ総当たりリーグ戦などで順位を争う。
 このうちV2は(昨季V2の上位から)富士通カワサキレッドスピリッツ、トヨタ自動車サンホークス、警視庁フォートファイターズ、大同特殊鋼レッドスター、埼玉アザレア、つくばユナイテッドSunGAIA、きんでんトリニティーブリッツ、長野ガロンズ、東京ヴェルディに加え、昨季のV3からヴォレアス北海道(1位)、ヴィアティン三重(2位)、兵庫デルフィーノ(5位)が新たに参戦する。
 12チームが2回戦総当たりで戦うため、長野ガロンズの試合数は3回戦総当たりだった昨季より2試合減って22試合になるが、ホームゲームは6試合で変わらない。

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