2019-11-09 07:00 am by 須坂新聞
須坂市動物園は1日、南米原産で寒さが苦手なカピバラのための温泉「華の湯」をオープンした。2013年に本格スタートした冬季限定の人気企画だが、ことしは台風19号災害により被災した終末処理場「クリーンピア千曲」(長野市)の状況を踏まえ、同園でも節水に取り組んでいることから、例年より規模を縮小して開催する。
3連休中日の3日は、菊の花を湯船に浮かべた「菊風呂」を用意。カピバラたちは約40度の温度の湯に体を沈め、気持ち良さそうに湯あみを満喫している様子だった。家族連れなど多くの来園者が周囲に集まり、「かわいい」「気持ち良さそう」「のんびり入っているね」などと注目を集めていた。飼育員の矢嶋里歩さんは「毎年楽しみにしてくださっている方がたくさんいる。できる範囲で楽しんでもらいたい」と話している。
来年4月26日までの期間中の土・日曜と祝日に開催。時間は午前11時からの1回(30分間)。平日の開催などを取りやめたほか、湯量も基本的には例年の半分ほどに減らして対応する。
きょう9日とあす10日にも菊風呂を実施するほか、冬至やクリスマス、正月などにも野菜や果物を湯船に浮かべるイベント風呂を予定している。
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