2019-11-16 07:00 am by 須坂新聞
須坂商工会議所青年部が主催する小学校高学年を対象にした商売体験セミナー「第14回ジュニアエコノミーカレッジinすざか」は11月3日、えびす講会場の芝宮参道で小山・森上・日滝・日野・仁礼・栗ガ丘小から参加した13チーム(64人)が元気よく販売実践を行った。10日には最終セミナーを須坂商工会議所で開き、決算報告書をまとめ、利益の一部を「税金」として市に寄付した。
この事業は、商売体験を通して経済の仕組み、お金の大切さ、商売の楽しさ・難しさを知ってもらうと共に、「自分たちで考え、決定し、行動する」ことを学んでもらうもの。
5人前後で編成したチームごとに仮想の株式会社を設立。2万円を元手に、市内事業所の協力を得ながら開発した食品や雑貨などのオリジナル商品をえびす講会場で販売し、出張販売をしたり、陳列方法を工夫したり、懸命に売り込んで、全チームが完売した。
その結果、13チーム合計で358,850円を売り上げ、利益の中から15,200円を税金として寄付することになった。今回は寄付金の半額を台風19号の災害義援金として寄付した。
税金納付式では13チームの社長が登壇して「須坂市の発展や災害復興のために役立ててください」と、小林雅彦教育長に目録を手渡し、小林教育長が御礼の言葉を述べた=写真下。また、主催者や来賓が「皆さん、よくがんばりました。商売をする大変さや楽しさ、仲間とのチームワークなどたくさんのことを学んだと思います。この経験を今後に生かしてください」などと、ねぎらいと激励の言葉を贈った。
子どもたちには自分たちで稼いだお金が分配(最高額は1,708円)され、うれしそうに受け取っていた。
2019-11-16 07:00 am by 須坂新聞 - 0 コメント
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