2020-05-02 07:00 am by 須坂新聞
須坂双葉幼稚園(垂澤優樹園長)は、新型コロナウイルス感染拡大防止のため登園できない子どもたちに向けて、動画撮影した先生たちの読み聞かせやダンス、手品などを、オンライン保育用動画配信サービスを利用して各家庭に届けている。4月7日に、3歳児を中心とする53人を新たに迎え入れたが、わずか3日で臨時休園。入園した実感がない子どもたちが少しでも幼稚園を身近に感じられるように―と職員総参加で取り組む。
先月24日は「パプリカ」を複数の先生たちで踊ったり、手遊び、紙芝居、絵本の読み聞かせなどを順番に撮影。幼稚園に来ている雰囲気を大切にしながら、子どもたちに笑顔で語りかけた。
垂澤園長は「本来なら今ごろ、友だちと元気に遊ぶ毎日を送っていたはず。しかし、入園したばかりの子どもたちは特に集団生活も初めてで、先生やお友だちの名前もよく知らない。せめて動画を通してみんなは幼稚園の一員なんだというメッセージを届けたい」と話す。
閲覧は家族限定で、専用のIDとパスワード入力が必要。手洗い動画など日々追加し、現在約20本をアップしている。
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