【須坂市社協】「こころちゃんおしゃべり電話」に感謝の声〜「話を聞いてくれて元気が出た」

2020-05-23 07:00 am by 須坂新聞

お知らせ icon 須坂市社会福祉協議会は4月中旬、「こころちゃんおしゃべり電話」を開設、多くの人たちが利用している。このサービスは新型コロナウイルス感染拡大防止のため自宅で過ごす時間が増えた人たちの不安やストレスを緩和するために始めたもので、「話を聞いてくれて元気が出た」と喜ばれている。
 このサービスは平日午前9時〜正午に行われ、社協職員9人が交代で応対している。開設当初はテレビやラジオで報道されたこともあり、長野市や松本市などからの相談もあったという。
 相談内容は▽夫が在宅勤務、子どもが休校でいつもと違う日常で大変。気晴らしをしたいが外へも行けずストレスがたまる。こんな話、誰にも話せないから聞いてもらえて良かった=50代女性▽夫が入院中。以前は毎日顔を出していたが、新型コロナの影響で面会ができなくなり切ない=70代女性▽いつもは民生委員さんが訪問してくれたのに、話を聞いてもらえず寂しい=70代男性▽息子が海外から帰国したが新型コロナに感染してないか不安=70代女性―など。
 市社協の柄澤京子さんは「外出の機会が減り、人との交流も少なくなり孤独を感じている人は多いと思う。30分ほどかけてゆっくりお話を伺っており、“聞いてもらえてスッキリした”と言ってくださる方が多いです」と話している。連絡は☎026-248-5606(ボランティアセンター)まで。
 同社協の事業には民生委員OBが週1回、ひとり暮らしの人を対象に電話で安否確認をする「安心コール」もあり、同社協では「いずれのサービスも気軽に利用してください」と呼び掛けている。

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