須高の小中学校などで授業再開〜新様式で学校生活

2020-05-30 07:00 am by 須坂新聞

学校・教育 icon 新型コロナウイルス感染症対策で、臨時休校が続いていた須高地区の小中学校などで25日から、順次授業が再開した。長野県を対象とした政府の緊急事態宣言の解除を受け、31日までだった休校期間を短縮した。
 このうち高山村の小中学校は、ともに25日から全員登校で授業を再開。段階的に学習時間を増やし、6月1日から通常日課になる。中学は部活動も再開する予定だ。
 高山中(生徒187人)では感染防止対策の一つとして、各学年(各2クラス)で教室棟と特別教室棟に分散。3密を回避する新様式での学校生活に取り組んでいる。
 教室棟では、教室と廊下を隔てる可動式の間仕切りを移動させ、廊下側も活用することで通常より広いスペースを確保。特別教室棟では、会議室などの広い部屋を活用して対応している。
 27日朝、廊下側に向かって机が並べられた2年1組(34人)の教室(学年室を活用)では、マスクを着けた生徒たちが学級活動に臨んでいた。
 谷口陽治校長は「施設や授業内容の面で工夫できるところを検討し、何とか再開できた」と説明。休校の影響で「(再開後の)子どもたちの表情にも差がある。心と体の解放を進めながら、本来の学習支援に入っていきたい」としている。

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