定額給付金支給始まる〜オンライン申請は須坂市200件、小布施町47件、高山村14件

2020-05-30 07:00 am by 須坂新聞

お知らせ icon 1人一律10万円を支給する市町村の「新型コロナウイルス感染症特別定額給付金事業」で支給が始まった。
 須坂市は28日、指定口座への振り込みを開始した。対象は20,154世帯(外国人世帯を含む)の50,442人。数が多いため順次振り込む計画だ。手続きについて市は「27日現在、約15,000世帯(約75%)から申請書類が届き、約7,000世帯の書類審査を終了している。申請受け付け初日の18日と19日に半数ほどが届き、今も書類審査の繁忙期が続いている」と話す。
 市のマイナンバーカードによるオンライン申請は27日現在、約200件。全世帯の約1%。「オンライン申請数は予想より多かった。世帯主でない人のマイナンバーを誤って入力した例などが5件ほどあり、世帯主に再申請を依頼した」。
 申請についての問い合わせでは「給付金いらないにチェックしてしまったと心配する問い合わせが毎日ある。また、給付金不要にチェックをし、口座コピーを添付する申請書は明らかに矛盾しているため世帯主に確認している」とする。写真は各世帯への申請書類発送準備(5月11日)。
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 小布施町は22日現在、対象3,899世帯の39%にあたる1,541世帯に1人10万円の給付金を支給した。このうちオンライン申請による給付は47件。
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 高山村は22日から支給を始めた。対象2,464世帯(6,931人)のうち、郵送、オンラインともに受け付けを開始した13日から25日までに、1,906世帯(オンラインは14世帯)が申請を済ませている。
 総務課によると、初回(22日)の給付は18日までに申請のあった976世帯(2,995人)に計2億9,950万円。2回目(29日)は、25日までの申請分の928世帯(2,611人)に計2億6,110万円を支給した。
 給付金の支払いについて村担当者は、「金曜日締めの翌週金曜日支払い」を基本としているが、「今は申請件数が多く、なるべく早く村民の皆さんに給付できるように締め日を(支払う週の)月曜日まで延ばして対応している」と説明。
 申請開始から約2週間で8割近い申請があり、「予想以上だったが、トラブルもなくスムーズに作業ができている」としている。

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