2020-06-06 07:00 am by 須坂新聞
マリアこども園(須坂市春木町、安藤誠園長)は2日、交通安全教室を開き、須坂警察署員や須坂市LPS隊員を講師に、正しい横断歩道の渡り方やチャイルドシートを装着することの大切さなどを学んだ。3〜5歳児106人が参加、2歳以下の幼児も見学した。
冒頭、須坂署交通課の辻裕一郎さんが「皆さんに特に注意してほしいことが三つあります。一つ目は道路に飛び出さないこと、二つ目は横断歩道を渡るときは手を上げて、左右をよく見て渡ること、三つ目は車に乗るときはチャイルドシートをきちんとしめること。皆さん、約束できますか」と問いかけると、園児たちは大きな声で「はーい」と答えた。
チャイルドシートの装着ではぬいぐるみで実験も行い、装着していない場合のぬいぐるみが車内から大きく飛び出す光景に、園児たちは驚いた様子で、チャイルドシートの大切さを見て学んだ。
また、LPS隊員は信号機の赤・青・黄色の見方や正しい横断の仕方を指導。園児たちは、簡易信号機の表示に合わせて、手を大きく上げ、左右を確認して渡った。
須坂署交通課によれば、6月3日(155日目)現在、管内(須高地区)では60件の人身事故が発生、死者はなく、65人が負傷している。前年同日に比べて、件数は9件(13.0%)減、死者はゼロで変わらず、負傷者は18人(21.7%)減。
このうち、子どもの事故は須高では3件発生、3人が負傷。県内では82件発生、90人が負傷。飛び出しによる事故が目立ち、須高でも発生していることから、同課では一層の注意を呼び掛けている。
また、6月から須高地区小・中・支援学校の全員登校が始まり、関係機関と連携して、子どもたちの安全を守る啓発や取り締まりなどを強化するとともに交通安全教室にも力を入れていくという。
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