【須坂市議会】小中生にタブレット端末整備〜市長給料10%減提案

2020-06-13 07:00 am by 須坂新聞

政治・経済 icon 市議会6月定例会は15日から7月8日まで開く。市は9,992万円を追加する一般会計補正予算案や540万円を追加する国保特別会計補正予算案など議案17件、須坂温泉決算など報告6件、「井上、幸高、九反田、中島財産区管理会」の管理委員の選任を求める同意1件を提案する。
 条例案は特別職(市長、副市長)の給料月額を減額する条例改正案など10件。減額は市長10%、副市長5%。可決されれば8月から1年間、市長77万5,710円(現行86万1,900円)、副市長67万7,730円(同71万3,400円)に。「感染症による景気低迷期に市民と痛みを共有するため」(三木市長)。
 予算案のうち、児童1人1台のタブレット端末(2,209台)を整備する小学校情報教育事業に9,940万円余。同じく中学生(1,193台)分を整備する中学校情報教育事業に5,368万円余。小中全体の1割強は整備済み。新型コロナウイルス感染症に対応した避難所運営を行うため、避難所で使用する資機材や職員の活動服を整備する防災危機管理事業に600万円。
 地方創生推進交付金を受けてまるごと博物館構想を核とした人・地域資源で紡ぎだすまちの元気創出事業に8,810万円。台風19号で被災した福島スポーツ広場芝生の代替えとして北部運動広場を人工芝化するための設計委託料100万円。
 台風災害を受けて国が創設した緊急しゅんせつ推進事業を活用して市が管理する河川を整備する河川管理事業に7,000万円。
 須坂温泉株式会社の第60期決算(2019年度)は、台風19号の影響と新型コロナウイルス感染拡大による予約キャンセルにより純売上高734万円余、当期利益1,800万円余の赤字に(59期は700万円余の赤字)。市からの借入金は元金と利息の100万円を返済した。期末残高は1億9,300万円余。
 日程は次の通り。
 ▽15日 開会、議案説明、議案質疑▽19日 インター周辺等開発特別委員会▽23〜26日 一般質問▽29日 予算決算特別委員会(分科会)・総務文教委員会▽30日 同・福祉環境委員会▽7月1日 同・経済建設委員会▽6日 予算決算特別委員会▽8日 委員長報告、討論、採決、閉会

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