2020-06-13 07:00 am by 須坂新聞
須坂市教育委員会は、来年春から小学校通学用「標準かばん」を導入する。保護者の負担軽減を目的に、2017(平成29)年度から検討に入った。保護者や教員、先進自治体の意見などを参考に、デザイン、機能性などに改良を重ねた。保護者アンケートで「使わせたい」「どちらかといえば使わせたい」との回答が半数を超えたため、導入を決定した。購入は強制ではない。価格は税込み9,200円(6年間保証付)。
ランドセル型の背負いかばんで、合皮と布生地を使った防水構造。A4フラットファイルが入り、小学校のロッカーに収納できる大きさ。低学年の児童が背負って歩きやすいよう、縦長にした。重さは1.15kg。色はブラウン。安全性を考慮し、前後と側面から確認できる反射材を付けた。製造業者は松本市の企業を選定した。
以前から小布施町が導入し、現在もほとんどの児童が使用しているかばんとほぼ同型。須坂市を除く県内18市で、全市的に通学かばんをあっせんしているのは7市。いずれも強制はしていない。
標準かばんのサンプルは保育園・幼稚園を巡回し、今月末まで仮予約を受け付け中。おおむねの注文数を把握した後、9月に本注文となる。引き渡しは来年2月〜3月。来年度の新1年生は現時点で約400人。
市教育委員会では「安価でも十分な機能を備えているので、安心して使ってください」と話している。学校教育課にもサンプルを用意している。問い合わせは同課☎026-248-9010。
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