2020-07-11 07:00 am by 須坂新聞
新型コロナウイルス感染症対策で臨時休校が5月後半まで続いた須高の小・中・支援学校は、授業数確保に向け、当初の年間計画を見直した。夏休みを短縮する他、行事などについて精査。子どもたちの思い出づくりに重要な行事は、規模縮小や感染予防策を徹底した上で開催するなど、特例の対応で年度内に授業遅れは解消できる見通し。
例年、30日前後またはそれ以上あった夏休みは、3市町村ともお盆を挟んで小学校が13〜14日間、中学校は10日間に短縮する。
須坂市の小学校の運動会は、多くが9月〜10月に『運動参観』『スポーツ交流会』などとして半日開催。さらに、密を避けるため、種目、学年ごとに児童も保護者も入れ替わる分散方式を検討する学校もある。
また修学旅行は小学校、中学校とも10月から12月にかけて日程を組んでいる。行き先は小学校が1泊2日で東京または東京以外、中学校は2泊3日で京都・奈良方面で調整中。ただし、新型コロナの感染拡大状況から最終的に判断する。
小布施町は、小学校の運動会を5月開催から10月2日に変更するが、内容など詳細については今後検討。修学旅行は11月4〜5日とするが、日程、行き先を含め検討する。中学の修学旅行は9月20〜22日に奈良、京都方面で計画するが、状況をみて判断する。
高山村は今のところ、小学校は運動会を9月19日に開催する予定だが、内容や規模などは検討中。6月19日の開催を延期した音楽会や、例年10月に東京方面を訪れている修学旅行も検討中だ。
中学校は9月25、26日に例年の内容を見直して紅葉祭の開催を予定。修学旅行は10月9〜11日に京都・奈良を訪れる計画で進めている。10月21日に予定していた伝統の中学生議会は中止する。
2020-07-11 07:00 am by 須坂新聞 - 0 コメント
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