2020-07-18 07:00 am by 須坂新聞
須坂市が6日、市ホームページに公表した「令和元年東日本台風(台風19号)の避難行動に関する調査」結果(回答者7,172人)で、市が昨年10月12日から13日にかけて市内にいる人に12回配信した災害・避難情報に関する「緊急速報」の電子メールを受け取った人の最多は、4,463人(表の12日午後8時7分)。受け取らなかった人との合計(5,456人、表は省略)の82%を占めた。
一方、メール配信を受け取った人の最少は3,630人(12日午後6時34分)。受け取らなかった人との合計(4,906人)の74%を占めた。
台風19号豪雨に見舞われた須坂市は、昨年12月から今年1月にかけて全世帯(20,225世帯)を対象に「避難行動に関するアンケート調査」を実施した。回答率35.5%。
表は問13「市が出した避難情報(緊急速報のメール)に、あなたが受け取った情報、危機感を感じた情報を教えてください(該当するすべてにチェック)」の集計結果の一部。
危機感を感じた人の割合は、20%台(警戒レベル3の1回配信から5回まで)から40%台、50%台に上がっていくのが分かる。市は「危機感を感じた人を地域別に分析すればもう少し詳細が見えてくるのでは」と話す。
なお、昨年10月12日午後8時18分の配信内容について市は「本郷町で八木沢川があふれたとの連絡があった。高橋町でもあふれているとの連絡があった。情報が錯綜(さくそう)していて事実確認が取れていなかった。混乱している中での避難勧告発令だった」(7月13日の取材)。
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