【墨坂中】代替大会へ中庭で部活壮行会〜全力尽くし、感謝を伝える

2020-07-18 07:00 am by 須坂新聞

学校・教育 icon 墨坂中学校は9日、新型コロナウイルスの影響で中止になった中学校体育大会の代替大会に出場する球技、武道、体操など男女14チームの壮行会を開いた。今回は3密を避け、体育館ではなく緑豊かな中庭で開催。部活動の区切りとなる舞台に臨む選手たちの活躍を祈った。
 応援団の熱い応援を受け、チームの代表者はそれぞれ、「やっと最後の試合ができる。悔いが残らないようがんばってきます」などと意気込みを語った。激励する生徒らは、各階の教室やベランダ、廊下から、距離をとって見守った。
 坪井扶司夫校長は、「これまで皆さんは部活動で、信頼、忍耐、挑戦、向上心、思いやり、礼儀など、さまざまなことを学んできた。その成長を確かめる大切な場にしてほしい。大会の開催へとつなげてくれた多くの関係者に感謝し、墨坂中の代表として、悔いなく戦ってきて」とエールを送った。
 部長会長で3年の中島悠月(ゆづき)さん=女子バスケ=は選手を代表してあいさつ。新型コロナウイルスの影響で上高井大会をはじめ北信大会、県大会など目標にしていた舞台がなくなってしまった悔しさを口にしつつ、「この状況の中で練習ができるのは顧問の先生や保護者のおかげ。この感謝を伝えられるよう精一杯、全力を尽くしてがんばってきます」と誓った。
 県中学校体育連盟などは先ごろ、代替大会の競技日程を発表。8月上旬までの週末を中心に組み、上高井地区は競技ごと単独や近隣の中高、飯水、更埴との合同、北信、東北信(北信・東信合同)などで「夏季交流大会」として実施する。(競技日程は本紙7月11日付10面に掲載)

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