2020夏季高校野球長野県大会18日開幕〜?感謝?胸に挑む夏舞台

2020-07-18 07:00 am by 須坂新聞

スポーツ icon 新型コロナウイルスの影響で中止になった第102回全国高校野球選手権長野大会の代替大会「2020年度夏季高校野球長野県大会」がきょう18日、開幕する。78チームが出場し、北東中南信の各地区大会を行った後、勝ち上がった8チームが長野オリンピックスタジアムで県大会を戦い頂点を争う。3年生にとっては最後の夏。須坂市内3チームの選手たちも、それぞれの思いを胸に集大成の舞台に臨む。支えてくれた多くの人たちへの感謝と野球ができる喜びをかみしめながら、試練を乗り越えた仲間と共に勝利を目指す。
 須坂東は北部との連合チームで18日午前9時から中野西と対戦する。正規の部員は2年生3人のみ。北部と合同でも人数不足だったが、「助っ人」4人が加わり、なんとか出場までこぎ着けた。
 限られた時間での合同練習や悪天候で練習試合が満足にできなかったことで不安はあるというが、?坂亨監督は「練習でやってきたことを発揮してくれればいい」と期待する。
 渡邉礼都主将は試合ができることに感謝しながら、「まずは1勝が目標。大変だと思うが、チームを引っ張って勝てるように頑張りたい」と話している。
   ◇  ◇
 須坂は23日午前11時半から長野西と対戦する。二遊間を中心とした守備を起点に1点を確実に取りにいく攻撃へつなぐ試合展開が理想で、ともに2年のときから主力の堀恵輔二塁手と春原向陽遊撃手は「昨年からの経験を生かして2人でチームを引っ張っていく」と決意。長澤和樹主将は「相手がどこであろうと自分たちのプレースタイルを貫きたい」と意気込んでいる。
 綿貫義文監督は「とにかく自分たちの力を出し切ってほしい。力の無い子たちではないので、どれだけやってくれるか楽しみ」と期待している。
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 須坂創成は24日午前11時半から更級農業と対戦する。エースの上條壮太投手は「チームに流れを呼び込む投球がしたい」。先頭打者で捕手の山小桃汰選手は、代替大会の開催が決まり「やってやろうという気持ちになった」とし、攻守でチームを引っ張る決意だ。
 宮?壱成主将は「チームの絆が深まった。野球の大会ができることは当たり前ではない。感謝の気持ちを忘れずに勝って恩返しがしたい」ときっぱり。
 丸井多賀彦監督は「今できる精いっぱいのパフォーマンスで勝利を目指してほしい」と期待している。

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