2020-07-23 07:00 am by 須坂新聞
芝宮墨坂神社(須坂市須坂芝宮、勝山忠厚宮司、関野友憲氏子責任大総代)の境内社、弥栄(やさか)社の弥栄祭(須坂祇園祭)は21日、天王おろしの祭事をした。祭神素戔鳴尊(すさのおのみこと)を仮宮(御旅所)に迎えるため。18人の担ぎ手たちが天王みこしを社務所南側まで移動する「短い巡行」をした。「疫病よけのみこしの下くぐりは仮宮で25日午後(天王あげ)まで実施中。無病息災をご祈念申し上げます」(弥栄社)
毎年担ぐ田中智崇さん(21、春木町)は小学生の頃から参加している。「お天王さんに肩を入れることができてよかった。程よい重さを感じた。コロナが終息したら例年通りのコースを担ぎたい」。
御天王奉賛会の豊田泰広会長は「みこし・笠鉾巡行は疫病がはやることを想定して続いているお天王さんの信仰。担ぎ手の継承ができない心配があったが担ぐことができてよかった。天王あげまで注意を払いたい」。
関野大総代は「みこしがまちに出ておはらいができた。仮宮にお天王さんを迎え、厄よけができる。江戸時代も自然災害や疫病があったことだろう。規模縮小により発見もあった」。
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