【商工会議所青年部】職業体験で「仕事の大切さ実感」〜将来の担い手づくりでイベント

2020-11-14 07:00 am by 須坂新聞

お知らせ icon 須坂商工会議所青年部はこのほど、臥竜公園周辺の施設や屋外を会場に「職業体験フェスティバルin臥竜公園〜わーくわくすざかアウトドア番外編」を開き、大勢の子どもたちがさまざまな仕事の体験や見学を通して仕事の大切さを実感し、多くのことを学んだ。
 子どもたちにさまざまな職業があることを知ってもらい、仕事を体験してもらうことで将来の担い手づくりにつなげていこうという取り組み。今までは一つの会場で実施していたが、4年目の今回は番外編として、市内の多くの団体や事業所の協力を得て、アウトドア形式で開催した。
 会場は小山小体育館・グラウンド、臥竜公園、市動物園、創造の家、百々川緑地公園と広範囲にわたり、子どもたちはいくつものブースをめぐって多種多様な仕事があることを楽しみながら学び、アトラクションやイベントにも参加した。
 このうち、須坂市動物園会場の「動物園の柵にペンキを塗ってみよう」コーナーではベンガルトラの柵を茶色に塗り替える作業を、専門家の指導を受けながら体験。須坂東部保育園年中児の小泉來春(こはる)ちゃん(大谷町)は「ベンガルトラの未桜(みお)が好きなので、ペンキを塗って柵がきれいになってよかった。楽しかった」と喜んでいた。
 アトラクションやイベントのうち、百々川緑地公園会場ではダンス・太鼓などのステージ発表のほか、「すざかギネスに挑戦〜りんごの皮むき」「○×クイズ」「ドローンを使って人文字撮影」「風船を飛ばそう」などが行われ、子どもたちの笑顔があふれた。りんごの皮むきは2人でそれぞれに挑戦して合計の長さを競い、最長262cmを記録した。ドローンでは「スザカ」の人文字を撮影した。
 また、小山小会場では「ドッヂビー大会」「ストラックアウト」「チャレンジゴール」など思い切り体を動かせる企画をそろえ、コロナ禍で家にいることが多かった子どもたちはもちろん、保護者も大喜びしていた。
 このほか、赤い羽根共同募金は今年初の街頭募金を行い、20,674円の善意が寄せられた。終了後には来場者も含めた全員で会場の清掃活動を行った。
 コロナ対策ではマスクの着用や検温・消毒を徹底した。
 青年部の藤澤崇浩会長は「朝方まで雨が降っていて心配したが、日中は晴れ間が広がって、本当に大勢の皆さんに来場していただいた。無事開催でき、子どもたちが楽しそうに体験や見学をしていたのでよかった。子どもたちに少しでも仕事の大切さを感じてもらえれば、将来につながっていくと思う。イベントの開催に協力していただいた多くの皆さんに感謝したい」と話している。

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