【東中3年生】オンラインで進路講話〜卒業生から学習の取り組みなど聞く

2020-12-05 07:00 am by 須坂新聞

学校・教育 icon 東中学校(島田浩幸校長)でこのほど、全3年生46人と同校卒業生(高校1年)4人をオンラインで結んでの進路講話を行った。通常は同じスペースで行うが、今回は新型コロナウイルスの感染予防を図って実施。画面を通して先輩から貴重なアドバイスを受けた。
 コロナ禍での受験勉強の仕方について、卒業生の中原充希さん(須坂高)は「学校の授業のほかにユーチューブを活用して自信がついた。コロナ禍は家で工夫して学ぶことが必要で、自制心が求められる。ラインは受験中は?やらない宣言?をし、切磋琢磨できる人とのみ行った」。
 斉藤優佳さん(須坂創成高)は「スマホは別の部屋に置いて勉強に集中できるようにした。ライン仲間は多いが息抜き程度とし、仲間には?受験前なのでできない?ときちんと送った。暗記は夜が向いていると感じた」。
 山浦壮太さん(長野高)は「長時間勉強を続けるより、休憩を挟んだ方が能率が上がった。例えば40分勉強・10分休憩というようにメリハリが大事。タブレットでラインに参加しないようにして休憩時間に軽くやった」。
 市川心暖さん(長野日大高)「タブレットは親に預け、ラインは自分が必要な時だけやった。それによって勉強に集中できた」。
 講話を受けた3年生の小山華穂さんは「進路を決めるのは自分という言葉が特に印象に残った。SNSとの関わり方も勉強になった。受験期前はクラスのムードも大切だと分かった」。
 田中豪さんは「メリハリが大切だとよく分かった。ラインもやらないようにしたい。講話を受験勉強に生かしていきたい」。
 中山晴海さんは「進路についての話が参考になった。自分の将来の事や学校の環境を考えて進路を決めたい」などと話した。
 コーディネートを務めた3年担任の笠原信行教諭は「年齢が近い先輩の話は心に響いたと思う。オンラインだからこそ端的に話をしてもらい、生徒は集中して聞くことができた」と成果を語った。

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