2020-12-19 07:00 am by 須坂新聞
須坂高校の2年生は16日、探究の授業でこれまで取り組んできた研究の成果を、姉妹校の羅東(らとう)高校(台湾)の生徒たちに向け、オンラインで発表した。画面を通して英語で一生懸命に伝えたり、それに応じた羅東高の生徒たちの発表を聴くなどしながら、学習を通して姉妹校と交流した。
須坂高では2年生全員が月曜6、7時間目に「総合的な探究の時間」として、数人のグループごとにそれぞれ設定したテーマについて研究を重ね、年に数回の中間発表や年度末に発表会を実施している。今回は事前に全てのテーマを示した中から、羅東高の生徒たちが選んだ6グループが代表で発表した。
このうち、「LGBTQの人たちが快適な学校生活を送るには」をテーマに研究しているグループは、LGBTQの認知度などについて聞いたアンケートをまとめた結果などを発表。対する羅東高の生徒たちはLGBTQの人たちの台湾での地位や活動などについて紹介した。
発表後の質疑応答では、テーマに関連した質問のほかに、「台湾でタピオカは人気なのか」や「台湾でおすすめの食べ物は」などの会話を楽しむ生徒たちの姿もあった。
「日本とアメリカの教育の違い」を研究しているグループ代表の江澤菜々子さん(井上町)は「台湾では学期ごとに毎回レポートのようなものを提出しなければならず、お金がかかると言っていた。台湾との教育の違いも知れてよかった」。羅東高の生徒と画面を通してインスタグラムのアカウントを交換し合い、「少しでも英語を使って話せたら楽しいと思うので、頑張って挑戦してみたい」と話していた。
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