【長野ガロンズ】今季ホーム3連勝はならず〜チームは3位でリーグ後半戦へ

2021-01-23 09:07 am by 須坂新聞

スポーツ icon バレーボールVリーグ2部(V2)男子の須坂大会が16日、市民体育館で行われた。須坂市を拠点にV2の3季目(Vリーグ5季目)を戦う長野GaRons(ガロンズ)はヴィアティン三重にセットカウント0―3で敗れ、前回からのホーム3連勝はならなかった。通算6勝4敗(勝ち点18)で3位は維持した。次戦は23日に東京で首位を走る富士通カワサキレッドスピリッツと対戦する。
 長野ガロンズの今季ホーム2戦目。三重戦の第1セットは中盤から競り合いに持ち込むと終盤も激しい点の取り合いとなったが、23―23から連続失点し落とした。終始リードされる展開となった第2セットは中盤に鰐川、石坂選手の速攻、高井選手のサーブポイントなどで反撃し、最大5点あった差を18―19まで詰め寄ったが、ミスなどで波に乗り切れず連取された。第3セットは連係ミスなどで連続失点するなど、流れを引き寄せられずストレートで敗れた。
 今季から主将を務める酒井駿選手(23、長野市)は「相手は戦力を大幅に補強していて簡単な試合ではないと思っていた」とした上で、「逆転できる場面で、攻めたミスではなく簡単なミスが出てしまい、自分たちで崩れてしまった。気持ちが切れてしまった選手もいるなど、チームが一つになっていなかった」と悔やんだ。
 チームGM兼監督の篠崎寛さん(50、須坂市南小河原町出身、長野市)は「今年最初の試合でホーム戦ということもあり、しっかり準備をしてきたが、ミスが重なり連続得点ができず、流れをつかみ切れなかった。先行された場面で何とか切り口を探したが、相手の勢いを止められなかった」と話した。
 リーグ戦は後半戦に突入。2月13、14日にはホーム最終戦も予定されている。酒井主将は「今回の悔しさをばねに2月のホーム戦は『絶対に負けない』という気持ちをチームで共有して戦いたい」。篠崎監督は「これからも厳しい試合が続くと思うが、前を向いて頑張っていきたい」と先を見据えた。
 今回の須坂大会は新型コロナの感染拡大を受け、出場チームが参加を見合わせるなど、当初予定していた16、17日の計4試合を16日の1試合のみにし、前回のホーム初戦(昨年11月21、22日)同様、リモートマッチ(無観客試合)で実施した。

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