20人目の須坂市地域おこし協力隊〜古城荘に伊藤さん着任。女性目線大事に活動へ

2021-02-06 07:00 am by 須坂新聞

お知らせ icon 須坂温泉古城荘(大谷町)を職場に3年間活動する「須坂市地域おこし協力隊」に1月1日付で伊藤真弓さん(45)が着任した。市の古城荘募集枠は2人だが2人目は空席だった。早川航紀さんと2人体制に。市の隊員は宮島麻悠子さん、鎌倉美恵子さん(共に商業観光課所属)と現在4人。市の受け入れは平成26年4月から7年目で伊藤さんは20人目。これまでの経験や女性の視点を生かした活躍が期待される。
 任務は1.旅館業を学び館内外の装飾や季節ごとの演出等 2.SNS(会員制交流サイト)を利用したPRやイベント・プラン企画などの集客業務 3.地域行事と連携した地域振興 4.年配者を中心に健康づくりを助言できるイベントの実施 5.女性目線で見えてくる新たな課題の解決―の五つ。
 伊藤さんは奈良市の生まれ・育ち(18歳まで)。首都圏の大学看護学部に学んだ。保健師として神奈川県内の大学に就職し、保健管理センターに勤めた。後、神奈川県内の市役所職員や千葉県内企業の健康管理センターに保健師として勤めた。
 30代で走り始め、宮古島100kmマラソン(14時間以内制限、13時間50分のタイム)に出場したり、トレイルランニング(山道走)に親しんだ。
 「自然の中で思い切り体を動かす」ことの醍醐味(だいごみ)や「山の中にいるだけでも気持ちがいい」を実感し、アウトドアに魅せられたという。
 「好きな土地に住みたい」と信州を希望し接客業(旅館)に対する興味を具体化させ、家族の住む千葉市から須坂市に移住した。
 職場は、おととし日帰り入浴と昼食をした須坂温泉に決まり、縁を感じたという。
 「温泉業務(フロント係や宿泊準備、個室での食事提供など)を覚えて健康長寿食や、温泉と健康、ウオーキングコースと食事、里山森林浴、ロゲイニング(地図やコンパスを使いポイントを回る市内散策イベント)などのお手伝いや企画運営をしたい」と抱負を語る。市内高梨町在住。

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