【須坂市】10、20代で感染が拡大〜3回目ワクチン予約に空き

2022-04-16 07:00 am by 須坂新聞

お知らせ icon 須坂市は12日の定例記者会見で、市内の新型コロナ感染状況について「(4月の)年代別感染者の状況を分析すると、10代と20代が多くなっている。3回目のワクチン接種を済ませた(人が多い)高齢者には少ない」と説明した。
 4月の市内感染者数は、11日を除いて10人以上となっている。市は、若い年代の感染が目立つとした上で「全体で見ると全年代で感染者が出ている」とした。家庭内で感染が広がっているという。「一人一人の感染予防が大切」とし、注意喚起を継続していく。「集団的な発生は起こっていない」とした。
 3回目のワクチン接種については、2回目接種を受けた人のうち「高齢者は3月末で85%を超えている状況。他の年代は集計中」と説明。ただ1、2回目接種と比べると、予約の動きは鈍いようで、「予約枠に空きがあったり、感染が拡大している状況もあって当日のキャンセルも出ている」とした。
 全国的な傾向と同様、「ワクチンが2種類になった影響や、3回目接種で副反応があった方もいるので、(接種を受けるかどうかを)考えてしまう方もいるのではないか」と推察した。
 3月29日から開始した小児接種(5〜11歳)については、対象約2,900人のうち、優先して接種を進める基礎疾患のある子どもと11歳の子どもで123人(全体の約4.2%)の予約を受け付けたという。

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