県元気づくり支援金〜須高関係12事業を選定

2022-05-28 07:00 am by 須坂新聞

お知らせ icon 県はこのほど、本年度の地域発元気づくり支援金事業(長野地域)に選定した57事業(1億1,491万2,000円)を発表した。60団体から69事業の要望があり、長野地域選定会議による意見を踏まえて選んだ。須高関係は須坂市5事業、小布施町5事業、高山村2事業の計12事業。◇重点テーマ▽事業名(申請者)・事業内容=支援金交付額は次の通り。なお、本年度の2次分募集はない。
 【須坂市】◇「ながの果物語り」の推進▽信州須坂健康スムージーを通じたまちのにぎわいづくり2022(信州須坂健康スムージー推進協議会)3年目事業。スタンプラリー形式で健康スムージーの提供店舗を回るフェスを開催。「マタニティセミナー」の中でスムージーを取り入れたレシピを紹介=68万5,000円
 ◇ふるさとを大切にする心を育む取り組みの促進▽須坂市明徳町「次世代を創り未来へ歩む地域づくり」事業(須坂市明徳町=50周年実行委員会) 明徳町が50周年を迎えるにあたり、地域全体でこれからのまちづくりを考えるイベントを開催。教育評論家の尾木直樹先生を講師に迎えて講演会を開催する他、20年前に埋めたタイムカプセルの掘り出しや新たなカプセルの埋設など=63万6,000円
 ◇令和元年東日本台風災害からの復興の推進▽臥竜公園一帯を活用したアウトドアイベントによる防災・観光等の複合的事業(アウトドアライフスタイル推進協議会)3年目事業。百々川緑地を会場に防災キャンプやアクティビティ、フリーマーケットなどのイベントを開催。公民館と連携して市民が作った避難時に役立つグッズなどの販売や、須坂アウトドアマップを作成=479万9,000円
 ◇地域におけるスポーツ活動、文化芸術活動・生涯学習活動の促進▽姉妹都市文化交流事業「第60回記念須坂市民文化祭」(須坂市文化芸術協会)姉妹都市との交流を通じて各団体のさらなる発展や、これまで関心のなかった市民に文化芸術を顧みる機会を創出する。イベント開催前後に地域住民を対象とした文化講座や子どもわくわくフェスティバルを実施=144万2,000円
 ◇ふるさとを大切にする心を育む取り組みの促進▽松川河川敷 東日本台風災害からの復興の推進(旭ケ丘地域づくり推進プロジェクト)2年目事業。台風災害で一部損壊した「松川四季の道」の復興を図るため、地域住民が一体となり清掃・草刈り作業などや児童と協働してアヤメ・スイセンの植え付けをする。整備したエリアを活用したウオーキングイベントなども=142万6,000円
 【小布施町】◇2050ゼロカーボンに向けた取り組みの推進▽未利用有機資源を活用したバイオ炭の生産・利用の実証事業(小布施町) 町内の果樹農家から排出される堆肥化が難しい剪定(せんてい)枝、栗の皮・イガなどを炭化装置を用いてバイオ炭にし、回収・炭化・活用の町内資源循環モデルの構築を図る=445万5,000円
 ◇重点なし▽よろずぶしん事業(小布施町) 行政による原材料支給などのもと、住民が道路、水路を整備=145万3,000円
 ◇地域防災力の向上▽学生連携による被災地復興支援と地域防災事業(特定非営利活動法人災害共生支援機構from) 2年目事業。町内外から学生ボランティアを募集し、被災写真の洗浄活動や意見交流会、学生防災リーダー養成講座を開催し、地域防災を担う人材を育成=80万2,000円
 ◇ふるさとを大切にする心を育む取り組みの促進▽住民参加型「小布施の魅力発見ツアー」造成事業(小布施文化観光協会) ローカルな魅力を紹介する体験コンテンツの造成を目指し、専門性を持った地域住民が講師の3種類のモニターツアーを開催=86万9,000円
 ◇2050ゼロカーボンに向けた取り組みの推進▽持続可能な暮らしと住まいを学び、つくる場の創出(子どもたちと未来を考える会) 3年目事業。小布施町立図書館と連携し、ゼロカーボンをテーマとした講座の開催や太陽光発電システムの製作体験=58万8,000円
 【高山村】◇重点なし▽おてんま支援事業(高山村) 行政による原材料支給などのもと、住民が道路、水路を整備=186万5,000円
 ◇「ながの果物語り」の推進▽りんご栽培技術継承動画制作事業(高山村) 新規就農者や初心者向けにベテランりんご農家の栽培技術を解説した動画を制作=342万4,000円

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