2022-06-04 07:00 am by 須坂新聞
須坂市は4日から、臥竜公園竜ケ池遊船所のボート営業を再開する。先月5日に発生した突風による足こぎボートの転覆事故を受け、休止していた。今後は利用年齢を2歳以上に制限したり、大人用の救命胴衣も新たに配備する。
市臥竜公園管理事務所によると、営業再開にあたり、安全管理マニュアルを作り、対策を強化した。乗船にはこれまで年齢制限を設けていなかった。
救命胴衣は大人用18着、子ども用29着を用意した。遊船所に常備し発券時に案内する。ただし、着用については手こぎや足こぎボートの場合、義務がないため大人、子どもとも任意とした。
安全管理マニュアルは、悪天候で危険が予想される場合に乗船を中止するなど、これまで習慣的に実施してきた取り組みを中心に明文化した。
この他、遊船所近くには簡易的な吹き流しも設置し、現場の職員が風の状況を把握できるようにする。
中澤雄一所長は「利用者の安全を最優先に考えた。安全管理を徹底していきたい」と話している。
事故は先月5日午後2時半ごろ、未就学児2人を含む家族4人が乗った足こぎボートがつむじ風の影響で転覆。4人は池に投げ出されたが無事に救助され、けがはなかった。
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