【県教委】須坂新校について議論する高校再編懇話会を開く(6月27日)

2022-07-02 10:27 am by 須坂新聞

学校・教育 icon 県教育委員会は6月27日、県立高校第2期再編に向け、「再編・整備計画2次分」に盛った旧第2通学区(須坂市・小布施町・高山村・中野市・山ノ内町)の須坂東と須坂創成を再編統合する須坂新校について議論する「第4回再編実施計画懇話会」を市生涯学習センターで開いた。▽新校における学科間連携▽須高地域との連携▽新たな普通科―の三つのテーマ別に意見交換した。
 県教委が策定した再編・整備計画2次分で、須坂新校については農工商の3学科が連携、教科横断的な学びを実践している「総合技術高校」に、地域課題を探究したりするような「新たな普通科」を加える学校像が示されている。
 この日の懇話会では、6〜7人ずつの四つの少人数グループで、テーマに沿って活発に意見を交わした。
 新たな普通科については「集団適応やコミュニケーション能力が身に付くカリキュラム」の導入を要望する声や、須坂創成の創造工学科が取り組む「(学校、企業、行政が連携して生徒の実践的学習の充実を図る)デュアルシステムに近いものができるのではないか」といった意見が出た。
 学科間や地域との連携では、「地域の課題を解決できるような探究的な学科間連携ができるといい」「(地域と連携するために)人や場所をバックアップしてほしい」「商品開発やスマート農業など地域の人と一緒に学ぶ連携ができたらいい」などの意見があった。
 懇話会は地元自治体や産業界、同窓会、PTA、小中学校、地域、再編対象校の関係者ら26人で構成している。次回は8月に開く予定。

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