2022-07-30 07:00 am by 須坂新聞
須高地区は7月に入り、コロナ感染の拡大に歯止めがかからなくなっている。28日現在892人、過去最多の4月(506人)を大きく超え、約1.8倍に達している。累計で3,471人、全人口67,605人(7月1日現在)の約5.1%となり、「誰もが身近なところで感染するリスクがある」状態。
須坂市は12日から2ケタ感染が続き、20日に過去最多の52人を記録。その後も収束が見えない。7月は28日現在721人、過去最多の4月(390人)の1.8倍を超えた。市は家庭内感染や保育園・小学校での感染が目立っているとして、三木市長が20日、子どものいる家庭に対してマスク着用など基本的な対策をメッセージの形で呼び掛けた。
県が28日、全県に医療アラートの「医療特別警報」を出したことから、市でも医療提供態勢の逼迫が心配されるとして、新たな市長メッセージを出す方針という。
県は同日、県独自の感染警戒レベルを5に引き上げたが、重症化率が低いことや社会経済活動を維持する観点から、公共施設の休止やイベントの中止・延期などを市町村に求めない方針を示した。
それを受けて、市は従来通り公共施設を開館し、イベントも臨機応変に実施する。ただし市子育て就労支援センターでは23〜31日、一般利用の中止や多目的交流ホールの利用を一部中止している。
高山村は13日から感染が続き、22・23日に2ケタとなるなど拡大傾向にある。28日現在94人、過去最多の1月(67人)を大幅に超えている。
小布施町も感染が続き、28日現在77人。過去最多の4月(97人)に迫っている。両町村とも万全な感染対策を講じて公共施設を開館し、イベントも実施する予定という。
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