【須坂創成高】10月14日に3年ぶり一般公開で「創成フェア」

2022-10-08 07:00 am by 須坂新聞

学校・教育 icon 須坂創成高校は13〜15日、同校で「創成フェア」を開く。14日は3年ぶりに一般公開する。「Shine(輝き)Diversity(多様性)Gift(贈り物)sosei(創成)〜輝く多様な贈り物を創成の生徒一人ひとりから〜」をテーマに、農・工・商の各学科が体験や販売、イベントを通じて日頃の学習の成果を披露する。
 地域の特産品や生徒が手掛けた農作物、加工食品、工業製品などを販売する。生徒が地元企業や菓子店とコラボした創成フェアオリジナル商品も多数出品。定番のまんじゅうやタルトの他、今年新しく生徒たちが開発したレトルトカレーも販売。カレーは信州の伝統野菜「村山早生牛蒡(ごぼう)」や「ぼたんこしょう」などを使ったこだわりの一品となっている。
 副社長を務める竹前実咲さん(農業科3年)、藤沢美夢さん(商業科3年)は「生徒が育てた野菜や地元産の商品を地域の皆さんに手に取ってほしい。各学科の雰囲気が味わえるさまざまな体験も楽しんでほしい」とPRしている。
 校内では景品付きのスタンプラリー、合唱部や吹奏楽部による発表、創成ライダーのヒーローショーも企画している。鶴田彩乃さん(商業科3年)は「お客様目線に立って、仕入れや製作など生徒それぞれが頑張ってきた。校内のさまざまな箇所に足を運んでほしい」と呼び掛ける。
 フードドライブやフェアトレードなどSDGsを意識した活動は昨年から継続して取り組む。今回はエシカル消費(思いやりのある消費活動)に関する取り組みにも注力。社長の宮澤莉帆さん(商業科3年)は「3学年ともに一般公開は初めての経験。各学科が学んできた成果を地域の皆さんと共有したい。SDGsやエシカル消費の取り組みにも注目してほしい」と意気込んでいる。
 一般公開は14日午前10時半〜午後2時半。13日は生徒のみ、15日は保護者対象の公開となっている。

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