須坂市議選8年ぶり選挙戦へ

2023-01-14 07:00 am by 須坂新聞

政治・経済 icon 任期満了に伴い29日告示、2月5日投開票で行われる須坂市議選の立候補手続き等説明会が10日、市役所であった。市選挙管理委員会によると、定数20に対して23陣営が出席した。13日午前10時時点で、他に2陣営が書類を持ち帰っているという。12日現在、本紙の取材には22人が出馬の意向を明らかにしている=表。8年ぶりに選挙戦となる公算が大きい。
 出馬を予定する22人の内訳は、現職15人、元職1人、新人6人。説明会前までは、定数と同じ20人の状況だったが、新たに元職の岩田修二氏(72、本上町)と、新人の早川航紀氏(31、高橋町)が出馬の意思を固め、選挙戦の見通しとなった。残りの3陣営の動向にも注目だ。
 一方、現職のうち4人は不出馬の考え。既に態度を示していた3期目の塩崎貞夫氏(73、九反田町)と西澤えみ子氏(64、塩野町)、4期目の宮坂成一氏(69、大谷町)に加え、昨年12月末には6期目の佐藤寿三郎氏(75、境沢町)も引退の意向を表明した。
 市議選は、選挙戦となった15年の前々回選が、定数20に対し21人が出馬。19年の前回選は、定数と同じ20人の出馬にとどまり、1954年の市制施行以来初の無投票だった。
 市選管は17日午後1時半から出納責任者会議、19、20日午前9時から午後5時まで立候補届け出等事前審査を、いずれも市役所で行う。

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