2023-01-21 07:00 am by 須坂新聞
バレーボールVリーグ3部(V3)男子は14、15日、各地で10試合が行われた。須坂市に拠点を置く長野ガロンズは市民体育館で連戦に臨み、14日は警視庁フォートファイターズを3―1で下したが、15日は近畿クラブスフィーダにフルセットの末、2―3で惜敗した。通算5勝9敗。順位は前週より一つ上げて5位に浮上した。
次戦は21、22日、トヨタスポーツセンター(愛知県)でトヨタ自動車サンホークス、奈良ドリーマーズと対戦する。
■粘りのバレーで強敵下す
首位争いをしている強敵を見事に退けた。14日、ホームで警視庁と対戦した長野ガロンズは、粘り強いプレーが光り、今季2度目の須坂大会で初白星を飾った。篠崎寛監督は「集中力があり、うまく試合に入れた」と振り返った。
ガロンズは第1セット、終盤の攻防を制して25―23で先取すると、第2セットも勢いが止まらず相手を圧倒した。序盤の競り合いから、中盤に7連続得点を挙げて一気に引き離すと、その後も相手に流れを渡さず25―13で奪った。
第3セットを22―25で取られて迎えた第4セットは、最終盤まで大接戦を演じた。20―20から、ガロンズが小林哲也選手の強打で連続得点を挙げれば、相手もサービスエースで追いついて再び逆転。最後は主将の福池凌太選手の強打などで3連続得点し、25―23で振り切った。
小林哲選手は「たくさんのファンの応援の中で、良いパフォーマンスができてうれしい」と喜んだ。
15日の近畿戦は、悔しい敗戦となった。「(連取された)第1、第2セットの入りが悪かった。どちらか取れていれば…」と福池主将。フルセットまで持ち込んだが、惜しくもホームでの連勝を逃した。
第1セットは、じりじりと追い上げ終盤には逆転に成功したが、20点以降の攻防に競り負け、23―25で落とした。第2セットは序盤から中盤にかけて優位に試合を進め、一時は5点をリード。だが、相手の猛反撃で終盤は主導権を奪われると、流れを変えられずに20―25で連取された。
後がなくなった第3セットは、両チームとも譲らず終盤戦へ。20―20から強打とブロックで連続得点を挙げて抜け出し、25―22で奪い返した。第4セットは15―15から、小林雅治選手と福池選手のブロックなどで4連続得点し、25―19で逃げ切った。
しかし、最終第5セットは4点を追う苦しい展開となり、9―15で敗れた。
篠崎監督は「(相手の戦術に)対応しきれず、格上のエースも止められなかった。何とか勝って期待に応えたかったが残念」と悔しさをにじませた。
リーグは後半戦に入った。福池主将は「まだ上位を狙える。しっかり勝ち切れるように頑張りたい」と力を込めた。
2023-01-21 07:00 am by 須坂新聞 - 0 コメント
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