2023-02-18 09:55 am by 須坂新聞
須坂市議会は13、14日、改選後初の臨時会を開き、13日の正副議長選で議長に浅井洋子氏(71、小河原町)、副議長に荒井敏氏(71、屋部町)をそれぞれ選んだ。ともに新任。浅井氏は4期目、荒井氏は3期目。同市議会で女性議長は初めて。任期は申し合わせで2年間。
議長選は浅井氏、ともに5期目の霜田剛氏(73、穀町)と石合敬氏(66、春木町)の3人が立候補した。単記無記名投票の結果、投票総数20票のうち、浅井氏が9票を得て当選。霜田氏8票、石合氏3票だった。
浅井氏は所信表明で、市議選に若い世代から立候補があったことを「(前議会が設置した)市議会議員選挙の課題等検討特別委員会の効果の一端」とした一方、「女性議員は2人から1人に減少してしまった」と反省。
今後に向けて「議会のみならず、市全体で女性が立候補しやすい環境を整えていく必要があり、女性が議長となることもその一つではないか」と訴えた。
身近な市政に対する市民の関心が薄いことにも触れ、「議員一人一人の質を高めるとともに、議会の活性化にも取り組みたい。常に時代に即した議会、市民に寄り添い、その声を聞くことができる議会となるように努力していく」と決意した。
副議長選は荒井氏と、3期目の堀内章一氏(69、小島町)の2人が立候補し、荒井氏11票、堀内氏9票だった。
荒井氏は「懸案事項がめじろ押し。議会として真剣に取り組み、市民が安心して暮らせる施策を執行部に提案していかなければならない」と強調。「議会の活性化を図り、市民の負託に応えられるよう公正公平に議会運営をし、二元代表制の一翼を担い、議会機能がしっかりと発揮できるよう努めていく。全力で議長を支え、信頼される議会実現のため尽力したい」と述べた。
2023-02-18 09:55 am by 須坂新聞 - 0 コメント
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