2023-02-25 07:00 am by 須坂新聞
須坂市の小中学校の適正な規模・配置の在り方を検討する「市小中学校適正規模等審議会」(勝山幸則会長、委員20人)は16日、第6回会合を旧上高井郡役所で開いた。本年度最後の会合で、学校再編の方向について、来年度に議論すべき内容を協議した。
審議会は前回の会合で、市民、保護者、教職員、児童生徒を対象に実施したアンケート結果を踏まえ、再編の方向で議論を進めていく方針を決定。
委員からは「より良い教育環境づくりがメイン。大事な観点は多様性が担保され、かつ丁寧な指導ができること」「教員の数を確保できるように考えたらどうか」「小規模校にある良さも考えていかないといけない。多様なニーズに応えていくために学校選択の余地を残すことも必要」などと意見が出た。
また、19日には第2回シンポジウムを開催。シンポジストを務めた審議会委員をはじめ、市民や学校関係者ら約65人(オンライン含む)が参加し、意見を交わした。
一般参加した市民や学校関係者からは「統廃合などがされた他地域の課題や問題点も踏まえて審議してもらいたい」「旧態依然の教育にとらわれないでダイナミックに考えてほしい」といった要望があった。
来年度の審議会は5月から12月にかけて計6回開く予定。
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