2023-03-04 07:00 am by 須坂新聞
須坂創成高は2月28日、感染症対策や地域のために役立ててほしいと、昨年10月に開催した「創成フェア」の売上金の一部を須坂市に寄付した。羽山功校長と生徒らが市役所を訪れ、三木正夫市長に寄付金を手渡した。
生徒を代表して、同フェアを運営した模擬株式会社で社長を務めた宮澤莉帆さん(商業科3年)が「創成フェアの社会還元事業として売上金の一部を寄付させていただきます。地域のために有効に活用してほしい」とあいさつ。三木市長は感謝の言葉を述べ、「今後もさまざまな観点で社会に貢献してほしい」と期待した。
本紙の取材に、副社長を務めた竹前実咲さん(農業科3年)、藤沢美夢さん(商業科3年)は「久しぶりの一般公開で緊張や不安もあったが、多くの人の支えがあって無事に開催でき、感謝したい」と話していた。
同校は毎年、農・工・商の各学科が体験や販売、イベントなどを通じて日頃の学習の成果を披露する場として、創成フェアを実施している。昨年は3年ぶりに一般公開し、多くの人が足を運んだ。
昨年の一般公開は感染症対策などで平日開催となったが、今年は10月下旬の土・日曜で予定している。来年度の社長を務める北澤美優さん(商業科2年)は「さまざまな観点で各学科が勉強したことを生かしたい。休日開催なので昨年度よりも集客を増やし、地域を盛り上げたい」と意気込んでいる。
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