【須坂市】5月から学校グラウンドなど子どもの居場所に施設活用

2023-03-11 10:23 am by 須坂新聞

お知らせ icon 須坂市は6日の市議会3月定例会代表質問で、子どもの居場所づくりの一環として、5月から市の社会体育施設や学校のグラウンドを、スポーツ団体などの未使用時に無料開放する考えを明らかにした。市民共創会の岩田修二議員の質問に答えた。
 市は新年度の重点事業の一つに子どもの居場所づくりを掲げている。三木正夫市長は、「学校のグラウンドや地域公民館など今ある施設を有効に活用しながら居場所を広げていきたい」と述べた。
 市によると、対象施設は北部運動広場、県民須坂運動広場、福島スポーツ広場、小中学校グラウンド。申請書などは不要で、施設が空いている時間帯のみ無料で使用可能にする予定とした。通常はいずれの広場、グラウンド(一部学校除く)も事前に団体から申請を受け付け、有料で貸し出している。
 また、現在は社会教育関係団体以外には貸し出していない地域公民館の施設利用についても、今後検討していく方針を示した。
 滝澤永造社会共創部長は「地域住民が気軽に足を運び、有効利用していただくことが大切。予約の入っていない部屋などの有効利用については地域公民館の実態を把握し、施設の管理上の課題も含め早急に検討していく」と答弁した。
 いいよね須坂の浅野隆義議員は、子育て支援の将来像について質問した。三木市長は、2025年度から始まる第3期市子ども・子育て支援事業計画の策定に向け「来年度はニーズ調査とともにサービス見込み量の算定を行い、24年度に子ども・子育て会議において、方向性と内容を議論していただく。子育てに関するニーズを把握して分析を行うことで目指すべき子育て支援の将来像が見えてくる」と答弁した。

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