2023-03-11 10:24 am by 須坂新聞
県須坂看護専門学校(松本清美校長)の卒業式が3日、同校体育館で開かれた。4年履修の全課程を終えた卒業生35人(第27期生)が、看護や医療の現場などへ巣立った。
コロナ禍のマスク着用の緩和を受け、卒業生のマスク着用は個人の判断を尊重。卒業生全員がマスクを外し、保護者や教員、一部の在校生などが見守る中、晴れやかな表情を見せていた。松本校長から一人一人に卒業証書が手渡され、喜びをかみしめながら受け取った。
松本校長は式辞で「常に学ぶ向上心と自分自身を磨く努力を忘れず、たくさんの経験を積んでほしい。皆さんの一歩は後輩たちに受け継がれていく。自信と誇りを持って頑張って」と激励した。
卒業生を代表して西澤美子さんが「多くの人の支えがあって、この日を迎えることができた。これからも多くの困難にぶつかると思うが、自己の看護観を胸に各々が夢を実現させるために精進します」と答辞を述べた。
本紙の取材に伊東ゆりかさん、羽生田悠華さんは「コロナ禍でイベントなどの縮小が続いていたので、保護者や後輩、先生など多くの人に送り出してもらえたのが、うれしかった。患者とのコミュニケーションを大切にして、課題を一つ一つ乗り越え、信頼される看護師を目指したい」と話していた。
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