2023-03-25 07:00 am by 須坂新聞
国土交通省は22日、令和5年地価公示(基準日1月1日)の公示価格を発表した。県内43市町村の332調査地点(須坂市11、小布施町4含む)のうち、住宅地(210地点)は92地点で上昇(横ばい36、下落82)。平均変動率は0.1%となり、平成9年以来26年ぶりのプラスに。須高(表)の住宅地は10地点(須坂市7、小布施町3)。上昇は須坂市3(前年0)、小布施町2地点(同2)。
須高住宅地の上昇率は、小布施町福原1.5%、同小布施1.4%、須坂市墨坂0.7%、同北原0.5%、同蒔田0.2%の順。
同じく横ばいは3減の2(須坂市2)。下落は3(須坂市2、小布施町1)。下落率はマイナス2.8%〜マイナス0.8%。
県内住宅地の平均変動率は上昇に転じたが、須坂市の平均はマイナス0.5%(前年マイナス0.7%)。小布施町は0.7%(同0.6%)で、平成31年から5年連続の上昇となった。
県内住宅地の平均価格は36,200円。
一方、県内の商業地(107地点)は19地点で上昇した(横ばい27、下落61)。
須高は4地点(須坂市3、小布施町1)のうち、2地点(須坂市1、小布施町1)で上昇した。須坂長野東ICに近い須坂市井上京善橋が3.6%(2年前新規選定、前年3.0%)で、上昇率は県内上位4位に。1平方メートル当たりの単価では1,500円上昇した。小布施町上町は0.6%(前年0.0%)。須坂市2地点は下落で、マイナス1.2%〜マイナス0.5%。
県内商業地の平均変動率はマイナス0.5%で31年連続の下落となり、下落幅は0.4ポイント縮小した。須坂市の平均は0.6%(前年0.3%)で2年連続の上昇。小布施町は0.6%(同0.0%)で令和2年以来3年ぶりの上昇に。
県内商業地の平均価格は64,900円。
県内の工業地(8地点)は8地点(前年2)で上昇した。平均変動率は1.4%で上昇は2年連続。須坂市小河原も2年連続上昇。2.6%、300円(前年2.7%、同)。
県内工業地の平均価格は15,800円。
須坂市の工業地について、鑑定評価員の価格形成要因等の概要では「高速道ICに近く倉庫等も多いことから好調な流通業の需要を見込んだものと思われる」としている。
2023-03-25 07:00 am by 須坂新聞 - 0 コメント
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