鎌倉空來さん（須坂市高梨町）がスノボハーフパイプのプロ資格を取得

2023-05-13 09:33 am by 須坂新聞

スポーツ icon 　須坂市高梨町の高校1年、鎌倉空來（そら）さん（15）はスノーボードハーフパイプのプロ資格を取得した。8日に市役所を訪れ、三木正夫市長に報告した。今後は「オリンピックを目指し頑張りたい」と意気込んでいる。
　ハーフパイプは半円筒状の雪上を滑り、ジャンプやターン、宙返りなどの技を決め、得点を競う競技。昨年から本格的にプロを目指し、2月に山ノ内町で行われたプロ昇格をかけた大会で17人中2位になり、プロ資格を取得した。
　鎌倉さんは5歳でスノーボードを始め、小学5年から国内大会に出場。2020年に須坂市に移住し、現在は通信制の高校に通いながら小布施町の「小布施クエスト」や新潟、山梨県の施設で練習している。今後は国内外の合宿に参加する。
　「技を決めた時が一番楽しい」と鎌倉さん。プロ初挑戦は12月に米国で開かれる大会になるという。
　憧れの選手は北京オリンピックスノーボードハーフパイプ金メダリストの平野歩夢さん。「大会で実力をつけて、金メダリストになりたい」と語った。