2023-05-13 09:34 am by 須坂新聞
新型コロナウイルスの感染症法上の位置付けが8日、5類に移行した。感染対策は個人の判断に委ねられるほか、幅広い医療機関での患者受け入れを目指すなど、3年余り続くコロナ対策は須高でも大きな節目を迎えた。
移行後の11日、森上小4年仁組(22人)では、机を向かい合わせ、グループごとに給食を味わっていた。友達同士で献立や次の授業の話をしたり、校内放送のクイズに答えたりと、終始和気あいあい。
長く続いた黙食が解除され、ようやく給食の時間に子どもたちの楽しそうな話し声や笑顔が戻ってきた。
尾島優愛(ゆあ)さんは「給食の時間が前よりもっと楽しくなった。友達と話せてうれしい」。阿部泰樹(たいき)さんは「給食の時間に顔を合わせて話せるようになってよかった」とうれしそうだった。
松本孝志校長は「給食の時間だけでなく、さまざまな授業でグループで話し合う機会が増える。マスクは個人や家庭の判断に任せているが、これまでの習慣から外しづらくなっている児童がいる印象を受ける。これからの季節は熱中症対策で水分補給など、マスクを外すことも増える。5類移行はマスクを外すきっかけになるのでは」と話していた。
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