2023-05-20 07:00 am by 須坂新聞
須坂市の日滝小学校(児童334人)で13日、創立150周年を記念する花火の打ち上げがあった。同校のPTAでつくる準備委員会が昨年から準備をして計画した。会場となった同校グラウンドには児童、保護者が大勢集まり、花火を見ながら節目を祝った。
開会式でPTA会長、実行委員会委員長の深澤伸之さんは「地域、消防団、学校関係者の皆さんの支えがあって今日を迎えられた。大勢の皆さんとともに花火を見られることに感謝する」とあいさつ。正副児童会長率いる6年生が点火カウントダウンを行い、盛り上げた。
花火は篠原煙火店(太子町)に依頼。10分間のショーで打ち上げ花火が240発、仕掛け花火が三つ上がった。会場は花火が打ち上がると歓声と拍手に包まれた。
終了後、伊賀雅志校長は「花火打ち上げに携わった全ての皆さんに感謝する。これから先もいい学校にしていきましょう」と呼び掛けた。
本紙の取材に、児童会長の浦野獅矢(らいや)さんと副会長の大峽佑斗さんは「花火の迫力がすごくて最高でした。6年生で盛り上げることができてよかった」と喜んだ。
昨年度のPTA会長で準備委員会委員長の北澤あずささんは「子どもたちの思い出に残る会にしたいと準備してきてよかった。子どもたちが大人になって振り返った時に地域に還元するきっかけになってほしい」と願っていた。
6年生の宮前妃愛(ひな)さん、佐藤美心(みこ)さんは「10分が一瞬に感じた。記念の花火をみんなで見られてよかった」とうれしそうだった。
同校は明治7(1874)年2月、潤身学校として創立。昭和28(1953)年に開校80周年記念式典、同49(1974)年に100周年記念式典を開いている。平成25(2013)年には140周年記念航空写真を撮影した。昨年度までの卒業生は4,506人。
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