2023-06-03 07:00 am by 須坂新聞
須坂市の小中学校の適正な規模・配置の在り方を検討する「市小中学校適正規模等審議会」(勝山幸則会長、委員20人)は5月25日、第7回会合を旧上高井郡役所で開いた。本年度最初の会合で、学校再編に向けた課題を整理するための意見交換に入った。審議会は12月までに計6回開き、答申書をまとめる。年度末までに市教育委員会に答申する。
審議会は昨年度から、市教委が示す「新しい時代の学びを実現する学校(新しい学びの形)」を実現するための「新しい学校の形」について議論を深めている。
昨年度は、市民や保護者、教職員、児童生徒に実施したアンケート結果を踏まえ、将来的に現状の学校の配置や規模を見直す方向で検討を進めていくことを確認した。
市教委はこの日の会合で、アンケート結果を踏まえて試算した学校数や再編方法のイメージを示した。委員はグループに分かれて、学校規模の確保や通学方法、学校類型などで意見を出し合った。
また、市教委は今後のスケジュールについて、審議会から答申を受けた後、2024年度に基本方針案を作成する、と説明。「基本方針案の中には具体的な学校名を出して再編の内容を示したい」とした。
その後は、基本方針案について地区説明会を開いた上で、基本方針を決定。方針に基づき、学校ごとの準備会を順次設置していく予定とした。
次回の審議会は7月6日に開く。
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