2023-07-01 07:00 am by 須坂新聞
須坂市の三木正夫市長は23日の市議会6月定例会一般質問で、新型コロナウイルスの影響で経営が悪化した日帰り温泉施設の市ふれあい健康センター「湯っ蔵んど」について、経営状況などを全戸配布の広報紙「広報須坂」(市報)や、区長会ブロックごとに開催する「地域づくり市民会議」で説明する方針を示した。宮本泰也議員の質問に答えた。
昨年の市議会12月定例会では、本年度の早い時期に市民説明会を開催する考えだったが方針を転換。説明会に代わる方法で市民に状況を伝えて意見を募り、今後のあり方を検討していく。
三木市長は「(指定管理者側から)昨年、市が債権放棄をした旨の報道により、取引業者の停止や社員への誹謗(ひぼう)中傷などがあり、これ以上風評被害を拡大させないために説明会には参加できないとの意向が示された。市単独で開催してもさらに風評被害が発生する恐れがある」と答弁した。
あり方の検討にあたり、湯っ蔵んどを「準公共的な施設」とした上で「修繕費用を考慮しながら必要な施設かどうかを判断していきたい」とも説明。今後の経営状況を踏まえ、「23年度中には一定の方向付けをしていきたい」と述べた。
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