2023-07-08 09:44 am by 須坂新聞
須坂市文化会館メセナホールで11月11日に開かれる「第30回PTA音楽祭」(市PTA連合会などでつくる実行委員会主催)に向けて、有志でつくる記念合唱団が1日から練習を始めた。須高地区各校のPTAコーラス経験者らが世代を超えて集い、本番では2曲を歌う。新型コロナウイルス禍を乗り越え、仲間と歌声を重ね合う喜びを感じながら、美しいハーモニーを奏でる。
音楽祭は本来、2019年に節目の30回を迎える予定だったが、台風災害や新型コロナの影響で昨年まで中止が続いていた。記念合唱団は19年当時、約100人で出演するはずだったが、かなわなかった。今回改めてメンバーを募って結成し、記念のステージを目指す。
市生涯学習センターで開いた初回の練習には約45人が参加した。発声練習をした後、本番で披露する「ほらね、」と「一日に何ども」を歌った。全体やパートごとに練習に励んだ。
記念合唱団代表の青木十郎さん(仁礼町)は、コーラスには人と人とがつながれる良さがあるとし「最初は酷くても練習するとまとまってきて、結束感や達成感がある」。音楽祭に向けて「楽しみながらお互いの元気のもとになればいい。大人の元気な姿を子どもたちにも伝えられたら」と話している。
6日現在、メンバーは59人。19年から継続参加している人だけでなく、新たに加わった人もいる。今後は、19年の音楽祭に参加予定だった当時の中学生にも呼びかける予定。PTAコーラス経験者に限らず、しばらくの間は応募を受け付ける。
練習は月2回程度を見込む。現時点で決まっている練習日は今月31日と9月1日。ともに市生涯学習センターで午後7時〜9時。事務局の寺沢隆宏さん☎090-1533-6383。
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