2023-07-22 07:00 am by 須坂新聞
高齢化などで農繁期の人手不足が深刻になっている。長野県や県内14JAなど23団体で作る「JA長野県農業労働力支援センター」は、人手が欲しい農家と、副業やボランティアで働きたい人をつなぐマッチングアプリを活用し、企業連携による労働力確保などを目指す実証実験を全国に先駆けて始めた。須坂市内の畑で12日、JR東日本、KDDI、中部電力の社員計6人がブドウの袋掛けや傘掛けをした。
この日、社員はそれぞれアプリを通じ、ボランティアで参加した。畑では園主の島田智仁さん(小布施町飯田)から説明を受け、作業を開始。梨子田盛一さん(45、JR東日本長野支社)は「地域の皆さんと交流しながら、普段できないことをするのは気持ちいい。社内広報などで広めていきたい」と話した。JR東日本は副業が解禁されていて、農業支援への参画を積極的に推進している。
県やJAは「今後さらに地域の参加企業を増やしていきたい」としている。問い合わせはJA長野中央会の小口修弥さん☎026-236-2019。
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